運転技能検査

更新期間満了日に満75歳以上で、誕生日の160日前の日前3年間に一定の違反行為がある方は、運転免許証更新の際に、運転技能検査の受検が必要です。(下図参照)

1.運転技能検査に合格しないと更新ができません。

 ※二輪・原付・小特・大特免許の方は運転技能検査の対象外です。

 ※二種免許保有の方は合格点が異なります。

2.更新期間満了までであれば、何度でも受検可能です。

3.検査内容は、一時停止、信号通過、右左折、指示速度、段差乗り上げなどの課題を行います。

対象となる11の違反行為

信号無視通行区分違反通行帯違反等
速度超過横断等禁止違反交差点右左折方法違反等
踏切不停止等・遮断踏切立ち入り交差点安全進行義務違反等
横断歩行者等妨害等安全運転義務違反携帯電話使用等

運転技能検査の内容

決められたコースを走行し、

指示速度による走行(1回)、一時停止(2回)、右折・左折(各2回)、信号通過(2回)、段差乗り上げ(1回)     などの項目で運転技能が検査されます。

採点は100点満点からの減点方式で行われます。       合格ラインは、第一種免許は70点以上、第二種免許は80点以上です。

例えば、                        赤信号で一時停止線で止まらず、横断歩道に入るまで停止しない場合、40点減点となり不合格となります。

従来の高齢者講習では実車指導や個別指導といった指導範囲ですみましたが、改正された運転機能検査は、新規に運転免許証を取得する際の試験に近い、厳しい基準を持っているといえます。

なお、運転機能検査は、更新期間満了までに何度でも繰り返して受験することが可能です。

  • 運転技能検査と認知機能検査・高齢者講習の受検・受講の順番は自由です。